後輩に「で、デートはいつがいい?」って訊いたら、「デートって言わないでください!」って言われました。
じゃああれか、お忍びとでも言おうか。
ビッキー・ホリディです。
『カラマーゾフの兄弟』を読んでます。
中学のころ一回読んだのですが、改めて読み直そうかと。
なんか、かなり苦労して読み進めた覚えがあったのですが、いまはかなりスラスラと読めて自分の成長を感じてます。
最初に読んだのが十年以上前なんだなと思うと、なんだか感慨深いです。
あのころは相当イキって難しそうな本ばかり読んでました。
文豪と呼ばれる作家の本を読んでいると、オレはお前らとは違うんだぜというような気になって一人で悦に浸ってました。
まあ、内容が頭に入ってるかと言われたら入っていなかったのですが。
でも振り返ってみると、いまの僕の考え方とか価値観とか、そういうものはこのころに読んだ本にかなり影響を受けています。思春期にそういう本ばかり読んでいたのが、いまになって結構役に立ってます。
あのころはただカッコつけたくて読んでいたんですけどね。
僕はコレクション的な意味もあって、買った本は全部取ってあるんですよ。
とはいえ昔は図書室に入り浸ってたので、あまり自分で買うことはなかったのですが、たしか『カラマーゾフの兄弟』はやけに父親が上機嫌で、めずらしく臨時でお小遣いをくれたことがあって、それで買ってきたんだと思います。
あ、あと、夏目漱石の『坊ちゃん』は、親が弟に本を読ませようと強制的に本屋へ連れて行って、好きな本を買ってやるって言ったことがあって、それを聞いた僕が「オレは小遣いで買ってるのに」と不平を漏らしたら、じゃあお前もなんか選べと。で、なるべく安い本を、と日本人の、薄い本を選んだんです。
昔から読書はしてるのに、読むペースが遅いんですよね。それにかなりムラがあります。一晩で読むこともあれば、一ヶ月くらいかかるときもあって、冊数でいったらたいした量は読んでないんですよ。年に100冊とか読みたいんですけどねえ。
来年の目標にしようかな。年間100冊読むの。
それくらいなら読んでない本、持ってるし(白目)