僕 「――かくかくしかじかでこんな状態なんですよ!どうかしてますよ!本当に!」
上司「ビッキー君、怒る気持ちはわかるけど――」
僕 「……はい」
上司「――ごはんって何合炊けばいいの?」
僕 「……4合です」
マイペースかよ。
ビッキー・ホリディです。
バトンが回ってきました。うろ覚えゴリ夜行列車の小野木さんからです。お題は「勘違い」
勘違いといえば、チバユウスケは「20数年間、イチゴは木になるものだと思っていた」らしいです。THEE MICHELLE GUN ELEPHANT『strawberry garden』にそんな歌詞があります。ファンシーだなあなんて思ってたら、ガチだったとは。
一方僕は、20数年間、在来線っていう路線があるものだと思っていました。そういうことではないと気づいたのは『シン・ゴジラ』を観てです。無人在来線爆弾ってあるじゃないですか。あれを見て在来線って路線のことじゃないのか!と。
それまでは電車と新幹線の間みたいな、特急列車のたぐいだと思っていました。「旅行行くときに乗ってみたいなあ」なんて。
恥ずかしい……
どおりで路線図見てもないわけですよ。それでも「たぶん大阪とか名古屋とか、そこらへんの路線なんだろう」って思ってました。たとえば名古屋から京都、大阪をつなぐ路線みたいな感じで。なんなら博多まで行くような。
おととい、夜勤で「そういえば在来線ってどういう意味なんだろ」と調べて、ようやく理解できました。これで僕もひとつ賢くなれました。
いま、ベルグソン『時間と自由』を読んでいます。友人から「文章がめっちゃカッコいい」と勧められて、何冊か買ったんです。
読んでみると、まあ、難しい。カッコいい……のか?いや、書いてあること意味わかんねえし……
調べるとベルグソンってノーベル文学賞を受賞したらしいですね。そっか……アカデミックな場ではこういうのがカッコいいのか……
それでもがんばって読みすすめてたら、しまいには微分方程式が出てきて。しかも比喩表現で。本編で数学的な話が出てきて、ってことならわかります。でも「たとえばこの場合、これをxとしてそれを微分したx'が――」なんて言われたところで、よけいにわからなくなるし。リアル脱出ゲームかよって。謎を解くために謎を解くみたいな。
哲学書って、図解してくれりゃもっとわかりやすいのになあと、常々思います。図にすりゃ簡単なのに、それを文章だけで説明しようとするからこんがらがっちゃうんだと思うんですよ。
……いつもどおり、お題からそれちゃいましたね。
今日は休みなので、ベルグソンの野郎に再び立ち向かおうと思います。
お次は野鼠新聞の胡瓜野狐さんにお願いしたいと思います。お題は「AI」でお願いします。