CLANNAD、2期に突入しました。早苗さんがかわいすぎてもう……
ビッキー・ホリディです。
仕事の話なんですが、日々の夜勤に加えて宿直をやることになりました。
やることは電話応対とお客さんの対応と、なんかあったときに救急車呼んだり医師に電話したりと、そんな感じです。なんもなければ寝られます。要するに職場に泊まるわけです。
この間、初めての宿直があったんです。
看護師「ビッキー君、宿直もやるの?」
僕 「そうなんですよ」
看護師「がんばるねえ、働き者じゃん」
僕 「はい、この仕事を愛してますから!」
看護師「おお、言うねえwwww」
僕 「馬車馬のごとくコキ使われて倒れたらそれで終いですけどねwwww」
看護師「『なんだよ、もうダメなのかよ』って?wwww」
僕 「『チッ使えねえなあ』って、歯車みたいに使い捨てられるのがオチですよwwww」
看護師「すごいな、そんなに仕事が好きなんだwwww」
僕 「なんか憐れみさえ覚えますよねwwww」
看護師「なんで俺の気持ちがわかったの!?」
みたいな感じで。
みんなが退勤していくのを「お疲れ様でしたー」って見送ってたら、職場内の夫婦も帰るところで、その旦那さんにも言われました。
男「ビッキー君、宿直なんだね」
僕「はい、今日が初めてなんですよ」
男「なんでまたやろうと思ったの?」
僕「まあ、どうせさっさと帰っても僕を待っててくれる人もいないですしね」
男「なんでそういう言葉がスラスラと出てくるのかな……」
みたいな感じで。
やることになったのも、施設長に「どうせヒマなんでしょ?」って言われてなんで、あながち間違っちゃいません。ちなみにみんな結婚していくと次々と宿直をやめていきます。おまけに僕のように現場で夜勤もやってると家に帰る時間があまりありません。つまりもし僕に奥さんがいたら、不倫し放題なわけですよ。事案ですね。それで出世するならいいですけど、僕は完全にそのコースから外れてますからね。なんかフワフワと働いてます。日々の業務のほかに、誰も見ていないところで誰にも認められない仕事を淡々とこなしています。そんな毎日です。
宿直の夜、僕のフロアの夜勤は後輩の女の子でした。3年同棲している彼氏がいて、その案件を僕に相談してくるというどうかしている女の子です。その案件は大喜利だと思って返しました。
後輩「――ビッキーさんが宿直なら、これで念願のみんなで夜勤ができますね」
僕 「やらねえよ、もう寝るよ」
後輩「手伝ってくれないんですか?」
僕 「やだよ」
後輩「(上司)さんだったら?」
僕 「……ワンチャンある」
後輩「(上司)さん言ってましたよ、『ビッキー君はかわいい』って」
僕 「は!?いつそんな話したの!?」
後輩「……ビッキーさん彼女作んないんですか?」
僕 「作ろうと思ってできるもんでもないでしょ」
後輩「そんなことないですよ、優しいし面白いし……」
僕 「それだけじゃ恋愛対象にならないからねえ。だって、(後輩)ちゃんがもしフリーだとして、俺と付き合う気ある?」
後輩「えー、そりゃあ全然ありですよ!」
僕 「マジかよ、あんのかよ。……まあでも、実際友達で終わるよ」
後輩「普段のビッキーさんがわからないから……仕事のときと違いますか?」
僕 「え、普段はこんな感じだよ?」(←睡眠薬がいい感じに効いてきてました)
後輩「……落ち着いてますね。いいと思いますよ」
僕 「落ち着いてるとはよく言われるよ……じゃあ、もう寝るね。寂しくなったら電話して」
後輩「はーい、おやすみなさい」
みたいな感じで。ちなみにこの後輩にも「目が怖い」と言われました。っていうか↓のように実際怖がられました。
僕 「(先輩)さんに『目が怖い』って言われたんだけど、まったく意味がわかんないんだよね」
後輩「目、ですか?」
僕 「うん。目つきじゃなくて、目だって」(目を合わせる)
後輩「……!本当に怖い!!」
僕 「えっ!?いまの一瞬で!?」
後輩「わたしはどうですか?」
僕 「怖がられるの?」
後輩「目じゃないですけど、たまに」
僕 「(後輩)ちゃんが?」
(目を合わせる)
僕 「……」
後輩「……どうですか?」
僕 「……いや、全然」
なんなんでしょうね。「目が怖い」って、あれですか、レイピスト的なサムシングなんでしょうか。……でも同性からも言われたからなあ。
よくわからないです。でもいろんな人に「なにを考えてるかわからない」「考えが読めない」「とっつきにくい」「近寄りがたい」「触れちゃいけない気がする」と、まるで人をサイコパスのように言ってくるんです。
だからこっちから積極的に話しかけて、コミュニケーションを取って、こう、うまい具合にやっていこうとしているのですが、これがまあ、疲れる。
でも中には喋らないでいると「クール」だとか言われて人気が出る人もいるじゃないですか。ウチのケアマネがそうなんですよ。現場にいたころは上司が仕事を教えていたらしくて、どんな様子か聞いてみたら、まるでアイドルのような扱いで、僕の評価との違いの差に愕然としました。
僕 「――じゃあ僕も喋らないで黙々と仕事をしていればモテるようになりますかね」
上司「……そういう問題じゃないと思う(少し笑いながら)」
僕 「なんなんでしょうね、この差は。世の中不条理ですよね」
上司「男は30歳からだよ?ビッキー君はこれからだよ」
最近また上司と喋る機会が多くなって、いろいろとやりとりをしています。
僕 「死ぬほど眠いんでどうにかしてください」
上司「これ食べてみなよ。すっごく辛くてすぐに目が覚めるよ!」
僕 「ガムですか?ありがとうございます、いただきます」
上司「ガムじゃないよ。本当に辛いからね」
僕 (噛んでる)「ガムじゃないですか」
上司「ガムじゃないよ。……辛いでしょ?」
僕 (噛んでる)
上司「うわ、嫌な奴。なにか言いなさいよ」
僕 「これおいしいですね」
上司「辛くないの?」
僕 「あんまり……」
上司(自分も食べる)「……」
上司「あれ……朝食べたときより辛くない……」
(帰ろうとしている上司が)
上司「あ、ビッキー君、下に残りの洗濯物が――」
僕 「これですよね、持ってきました!」
上司「持ってきましたか……」
僕 「よろしくお願いします!」
上司「ありがと……」
僕 「冗談です、あとでやります」
上司「……量、多いよ?」
僕 「大丈夫です」
上司「……なにか欲しいものある?」
僕 「……30秒、ハグさせて欲しいです」
上司「ハグ?」
僕 「ハグ」
上司「バカじゃないの。そういうことじゃなくて!ほら、今日夜勤でしょ?ごはんは?持ってきたの?」
僕 「はい、あそこにあります」
上司「飲み物は?あのお茶だけ?」
僕 「はい」
上司「すぐ飲み終わっちゃうよね?」
僕 (2リットルあるけど……)「たぶん……」
上司「なにがいい?コーヒー好きだったよね?」
僕 「好きですよ」
上司「あまーいの?辛いの?」
僕 「……辛いコーヒーってあんまり聞いたことないですけど」
上司「ブラックでいいの?」
僕 「はい」
っていう、いつの間にか主導権が向こうにある感じで。
上司「フリーっていえば聞こえはいいけど、入浴介助ばっかだし、その間に全館回らなきゃいけないし、ほんとに嫌だ!」
僕 「じゃあ事務所いけばいいじゃないですか」(書き物しながら)
上司「それは絶対にイヤ!」
僕 「ハイパーわがままですね……」(カリカリ)
上司「わたしの性格知ってるでしょ?」
僕 「まあ、だいたい……でもなかなか定時じゃ帰れないですよね」(カリカリ)
上司「ほんとそう!毎日毎日急ぎっぱなしで、もう息つく暇もないの」
僕 「それじゃ、毎日送迎してくれてる旦那さんを待たせて、怒られてばっかなんじゃないですか?」(カリカリ)
上司「……なんでわかるの?」
僕 「それくらいわかりますよ」(カリカリ)
……オチがないので、今日の夜勤ハイライトでも。冒頭の看護師とのやりとりです。
看護師「あれ、夜勤だったよね?こんな時間に帰んの!?」
僕 「はい、なんやかんやと。でも退勤時間以降はダラダラやってましたよ」
看護師「あー、明けの開放感もあるしねえ……俺も病院いたときはあったわ。あの終わったときの、ねえ……たまんないよね」
僕 「その開放感に騙されて気がついたらもう5年ですよwwww」
看護師「それ冷静に分析しちゃダメなんじゃねえのwwww」
そんな たのしい しょく ば です 。