ピンクとイエローを
ぐっちゃぐちゃに混ぜて
孤独を作ろうぜ
シトロエンバスが
迎えに来る前に
恋も純情もかなぐり捨てて
忘れられた街へ行こう
ガラスのルージュが
溶けてしまう前に
とびっきりの愛を作ろうぜ
そこではクジラとオオカミが
脇目も振らずファックしてる
そんな夢みたいな街さ
焚きすぎたスモーク
燃えているクルマ
アブサンが床を濡らしている
3200℃の
とびっきりの毒で
シャブで狂った女に
とどめを刺すのさ
それでも笑って生きている
それでも這いつくばっている
どこに行けばいいのだろう
そんなこと
この世の誰も知らないし
出来上がった孤独は
コバルトの輝き
バスはもう行った
エルヴィスのTシャツ
を着た少年は呟いた
「きっとここが世界の果てさ」
猛る重低音に
目も開けてられないほどの
ハシッシの煙
ラリった女はケツの穴に
サラミを突っ込んで叫んでる
5100℃の愛の炎で
街を燃やしつくそうぜ
ありったけの憎悪で
毒を撒き散らして
それだけが救い
それだけが正義
愛すべき者すべてに
醜悪なスマイルを