電子書籍に中編小説 通り過ぎる人を追加しました。112円です。恋愛小説です。よかったら読んでみてください。
ビッキー・ホリディです。
コンテンツが増えるのはいいことなのですが、電子書籍に関しては選考落ちしたから増えていくわけで、あまり素直に喜べません。
それに選考落ちしたものにお金を払わせるというのも、非常に心苦しいです。
無料でいい感じに配布できるものがあればそこで発表したいのですが、利便性を考えるとkindleが一番なんですよね。
さて、小説を書き始めて今年で9年になります。とはいえその半分以上は習作で短編ばかり書いていたので、実際に新人賞に応募したのは先月送ったのを含めて4作です。
どれもなんだか納得がいかない。
作品が刺さるのは、それこそ神のみぞ知るといったところですが、僕は刺さらない確信だけはあります。
なんだかいろいろと足りていないんですよね。技術的にもそうですし、人生経験的にもそうですし。
まったくのフィクションというのは書けないので、経験をもとにフィクションで肉付けをするという書き方なのですが、なんだか面白くない。
書いている分には面白いのですが(辛くもありますが)、でも実際に読んでくれた人が面白いと思わなければ意味がありません。
選考落ちに次ぐ選考落ちで、まあ、多少はヘコみますが、ただいまのままじゃ一生賞を獲るなんて無理だなという思いはあります。書きたいことを書くだけではただのマスターベーションですからね。まずはそこから抜け出さないといけない。
それはわかってはいるのですが、では実際にどうすればいいのかがわかりません。
言葉にはできませんが、なんとなくはわかっているとは思うのですが。
まあ、書かなければ進歩はしないので、これからも「負ケラレマセン勝ツマデハ」をモットーに書き散らしていきたいと思っています。
そのうちに当たることを夢見て。
四六時中小説のことばかり考えているので、書くネタには困っていません。遅々とではありますが進歩もしていると思っています。
「桃栗三年柿八年、達磨は九年、俺は一生」という武者小路実篤の言葉があります。作家になることを諦める気は毛頭ありません。諦めるには早すぎる、守りに入るのはまだ先でいい。
そんな感じでこれからもやっていきたいと思っています。