後輩「ビッキーさんの話を友達としたんですよ」
僕 「明るくて社交的な紳士だよってちゃんと言った?」
後輩「紳士……ではないな」
ビッキー・ホリディです。
2月3日です。世間では「ワシの恵方巻きを咥えてくれよネエちゃんガッハッハ」なんてゲスなやりとりが(僕の脳内だけで)繰り広げられている、そんな日に!!
そうです!!あの硝子越しの暴走がミニアルバム『日常/非日常 e.p.』を出しました!!!正確には明日発売なのですが、
2人目が合えば
なぜか逸らすのに
僕をまたすぐ見る
君ってもしかしてもしかして
そう!フライングゲットしました!!
さっそく聴いてみたので感想をば。
ちなみに去年の2月に『musiQa』というアルバムも出してまして、そのときのレビューはこちらから。
さて、このミニアルバムを聴くために新しいブランデーを開けました。オンディーヌ家の末裔である僕は音楽にもこだわりがあります。やはり最高の音楽は最高の酒と共に楽しみたいものです。なあ、じいや。(横でうなずく)
さて、5曲を聴いてみたのですが、全体的に「主張」がはっきりと表れてますね。伝えたいことがストレートにズバッと。気持ちがいいくらいに。
『musiQa』のときよりも目標がはっきりと定まって、ロックオンして、そこへ向けて歌っているような印象でした。
そして、「今」というのを大切にしているバンドですが、その刹那的な感情が今回は抑えられていて、視線を上げて未来を見据えているように思いました。先述の目標がはっきりと定まっている、というところからきているのでしょうか。
そして『リリィ』では「今」へお別れをし、『1990』では怒のベクトルで未来へと走り出し、『海岸』では颯爽と走りながら過去を振り返ってみたり。そして『深呼吸』ではさらに未来へと、未来へと手を伸ばし、『ParaLLeLLa』では伸ばしても届かない……まだまだ届かない。でもとどまることはしない。
このアルバムは、いままで進み続けてこれからも進み続ける、そのチェックポイント的な作品のように思います。「自分たちはまだまだこれからも進み続けていく」その覚悟が伝わってきます。
意識が現在だけでなく、過去、そして未来へ向けていて、その先にはなにが見えているのでしょうか。あるいはなにも見えていないのでしょうか。どちらでもいい。そんなことは関係なしに彼女たちは進み続けていくでしょう。
彼女たち、硝子越しの暴走のショートショートを以前に書いたのでそちらも読んでみてください。僕のイメージはこんな感じです。
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Ryu Murakami (水曜日, 04 2月 2015 10:23)
君のレビューでは、折角の良曲も台無しだ。
二度と彼らのレビューを載せないでくれ。